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#339 前菜プレート

野菜の前菜


そこは、海をのぞむ海岸沿いにあった。

なめらかで光沢のある花崗岩の背の高い岩山を螺旋状に道が巻きついていて、その道沿いには山に背をむけて家が並んでいる。だからどの家のバルコニーからも、海が見えるはずだ。

彼は、ゆっくり螺旋に巻いた道を登っていった。この岩山はひとつの大きな塊なのだ。だから継ぎ目も割れ目もない。光沢のある石の道に人気はない。

ガラス窓の大きな家が道の山側にならんでいるので、道の反対側は、きれいに切り立った崖になる。だから見晴らしは抜群だ。静かな海が午後の日差しにきらきら輝いている。

彼は坂の途中に木造のカフェがあることに気づいた。

入ってみると店内は清潔で、食事もできることがわかる。カウンターで大ぶりの丼を手渡してもらう。左手にひとのいないテーブルがある。椅子はないのだが、その奥にはシングルベットが置いてあり、そこに腰をかけることができる。

そこに座って彼は改めて丼を見た。白いご飯の上にはなにかが載っている。天ぷらでもマグロの切り身でもない。モンキーバナナ大の灰白色のデバネズミが横たわっている。そしていつのまにか、体長10センチほどの褐色のナナフシに似た虫がご飯にアタマをつっこんで白米をもそもそとたべている。ナナフシは2匹いる。

驚いた彼は、思わず立ち上がる。なぜかテーブルの上にペンチがあることに気づいた。そのペンチでナナフシの足をつかんで、丼から引き離した。ペンチで挟まれたナナフシは、暴れ始める。

うわっ、声をあげてペンチを思わずすてると、はさまれたままナナフシは床におちて、その拍子にペンチの重さで潰れてしまう。

うわっ。

もう一匹はまだ丼の白米にアタマを突っ込んだまま動きつづけている。死んでいるとばかり思っていたデバネズミも、なにやら動き始めた。

う、うわああああああああ ...

<夢の解釈>
理想的な立場、居心地のよい環境(眺めのよいカフェ)を手に入れたと思う。そして与えられたミッション(丼)に取り組もうとすると、それはすでにバグだらけで、使える(食べられる)と思っていたもの(デバネズミ)の実態は、醜悪で、とても使えるものではないことがわかる。もしこれが予知夢とすると、そんなことが将来起きるのか。それともすでに起きている現実を象徴しているのか。うーん。

今夜はいい夢みるぞお!えい、えい、おー!(張り切ったからといって夢見がよくなるとは限らないわな)
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#338 トマトの丸ごと煮 ver 2

トマトの丸ごと煮2


前回(ここ)のトマトの丸ごと煮のだし汁の色が濃すぎて、おいしそうに見えなかったので、作り直してみた。

熱湯にトマトをいれて、皮を剥く。

小鍋に日本酒、水に乾燥ホタテを砕いたものを入れて、出汁に浸ったトマトを煮る。アルコールが飛んだら、そばつゆをちょっと加える。

小鉢にうつして、粉チーズを振ってむりやり洋風に仕上げる。



*乾燥ホタテがない場合は、ホタテのほぐし身か、それもなければ、鶏ガラスープの素でもよい。いれなくてもそばつゆをちょと加えれば、旨味はトマトからもでるので、十分おいしい。


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#337 カポナータ

カポナータ


夏休みも間近の日曜日。

明日の月曜のことを考えるとなんだか憂鬱。
日曜の夕方なのに、盛り上がらない。
ザッピングしていたらTVからサザエさんのテーマソングが流れてきた。
明るいメロディとリズム。サザエさんが明るければ明るいほど気持ちが重く沈んでいく。

おお、これがサザエさん症候群か!
「うつ」の入り口かも。

なんとかしなければ!
治療には、対処療法と原因療法がある。憂鬱なら、楽しいことして、
忘れりゃいいじゃん、という対処的な対応もありだが、その原因を
直視しないやり方は、対処療法に終始し、原因放置のきらいがある。
自身の内に起きている疾患発生のプロセスに眼を向けず、
自分が感じている目先の不快な症状を消失させることばかりを望むのは
よろしくないのでは ... 。

ここはサザエさんと正面から取り組む必要があるのかも。

そうだ、憂鬱の本丸「サザエさん」にガツンとぶつかっていこう。
サザエさんなんて、なんぼのもんじゃい。

というわけでその週の金曜日、長谷川町子美術館にでかけた。

この夏、美術館ではアニメサザエさん展「サザエでございま~す」を
開催中なのである。

勤務先から歩いて10分ほどなので、その日は1時間ばかり早く早退する。
美術館はサザエさん通りを400メートルばかりすすんだところにある。

サザエさんのほのぼのとした展示の数々。

あ、波平さんもイクラちゃんも、猫のタマもいる。
癒されるなー。あまりのほのぼのムードに思わず尖っていたココロも溶けていく。

いいねー。サザエさん。

展示をめぐっているあいだに、なんだか「サザエさん症候群」も完治しちゃったみたいなのである。










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#336 ほうれん草の胡麻和え

ほうれん草の胡麻和え


あまりスポーツ観戦はしないのだが、サッカーはときどき観る。なでしこジャパンも観たいと思っていたのだがドイツで開催されているため、放送時間帯も深夜だったり、早朝だったりで観そびれていた。ようやく観ることができたのは休日の早朝に行われたアメリカとの決勝だった。

試合開始直後からアメリカに押しまくられて、前半無得点でおわったのは奇跡に近かった。苦しまぎれに前線にボールを送っても、前線の安藤はフリーではないためにすぐ奪い返され、攻めこまれる。ようやく前半も終わろうとするころからパスがつながるようになり、組織的な攻めができるようになった。ボランチの坂口が落ち着いいてじつによい。

後半開始、ボールの支配率も高い。調子が出てきたとおもっていたら、ゴール前で永里がボールを奪われ、長い縦パスがフォワードのモーガンにわたり、ディフェンスの熊谷を振り切ってあっというまに失点してしまう。モーガン、足はえー。

やっぱりだめか。アメリカ強いなあ。がっくりきていると、後半36分、右サイドから丸山に入ったボールをアメリカのディフェンスがゴール前でもたつく間に、駆け上がってきた宮間がこぼれたボールを素早く「ゴおおール!」。やったあ、同点だ!

延長戦突入。

延長前半、ワンバクにアタマできれいに決められ、これまた絶望的な展開。日本も攻めこむのだが、なかなか点に結びつかない。こ、これはもはやだめかとほとんど諦めかけた。ところが終了間際、宮間のコーナーキックを沢が右足であわせて、奇跡的に追いつく。おおおお!ペナルティーキック(PK)戦かあ!

「リードされては追いつく」を繰り返すという、あまりに劇的な展開に目頭が熱くなる。涙をこらえてみていると、PK戦が始まる。沢が仲間と手をつないで目をとじて必死に祈っている。じーんと来てしまい、おじさんの涙を誘う。

うう、こらえきれずに泣いちゃった。

いかん、泣くと、隊長に「あら、泣いてんの」と冷やかされる(おまえは小学生か!)。ここは泣いてはいかーん!と涙をこらえて、ちらっと隣の隊長の顔を覗き込む。

おお、隊長も泣いとる。

しかも「飛雄馬泣き」だ。飛雄馬泣きとは、涙が一筋、という生易しい泣きかたではなく、涙が幾筋もあとからあとからあふれ出る、普段めったにみられない泣きかただ。「巨人の星」では、飛雄馬がよく伴宙太と抱き合って毎週のように「飛雄馬泣き」を披露していたものだ。

なんだ。泣いてんの?

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