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#242 ほうれん草のナムル

ほうれん草のナムル


夜10時、食堂で大統領の潜在能力開発セミナーが始まった。

聴衆は2人。福山雅治の出演する「ガリレオ」にまだ未練が残る隊長とワタクシである。

まず、われわれが、この世界を、思い込みや色眼鏡でみているかということについて話がはじまる。

自分に起きる出来事ひとつひとつそれ自体には、本当は「よいこと」、「悪いこと」の区別はないのである。たとえば、戦争で人が死ぬことすら、それ自体は事実にすぎない。こうした事実を、「よいこと」あるいは「悪いこと」だと判断するのは自分である。

結局それが苦しみ、悲しみ、憎しみを生み、問題が起きる。つまり、本来の自由な自分ではなくなってしまう。ネガティブな感情に捕らえられ、やがてがんじがらめになってしまう。

「ホ•オポノポノ」というのは、ハワイではじまった、生き方のコツのようなものだ。こうした問題を解消するために、自己の内面に目を向ける。

こういうとムツカしいことのように思えるが、要するに潜在意識とつながり自分のなかのインナーチャイルドを癒す。問題が、起きたことを感謝し、謝罪し、許しを願い、受容する。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
このプロセスにより、問題そのものが消えてしまう。これをホ•オポノポノではクリーニングと呼ぶらしい。

このあとも話は続くのだが、とりあえず先をいそぐ。

やがて話題は、オーリングテストに。

オーリングテストは、オーソドックスには親指と人差し指でオーの形をつくり、判断するものに、意識を向ける。例えば、「自分の胃腸は健康か?」などである。

もう一人の人が、親指と人差し指でできたオーの形に両側から人差し指を引っ掛けオーリングが開くように一定の力を込める。

このときにオーの形が簡単に開かない場合は、Yes。
なぜか力が入らず、開く場合には、Noと判断するというものだ。

隊長が被験者になって、身体の健康具合を診てもらう。親指と人差し指で輪をつくり、大統領が、オーの形の指に人差し指をひっかけ、頭から、意識を順番に向けながら判定していく。

「… 目、鼻、のど、肺、はい、オッケー」

指は開かない。

「胃、腸、お、腸が弱いね」

指が開くのを確認して、おごそかに宣告する大統領。

「じゃあ、腸のツボを押してみるからね、こうすると腸の調子が良くなる」

ひだりの膝の上5 cm内股をグイッと押す。

ぎゃー、あまりの痛さに飛び上がる隊長。

「うんうん」と満足げな大統領。

「じゃあ、もういちどチェックしてみよう」

再びチェックすると今度は開かない。

突然ツボを押されて相当痛かったらしく、不満げな隊長に目もくれず、

「はい、オッケー」

すごい。全身の健康チェックが一分もかからない。ツボを押すだけで、調子もよくなるんじゃ、医者いらずだなあ。

確かに隊長は腸が弱い。それを一発で看破するなんて、なかなかやるなあ。

ワタクシもやってもらい、胆のうが弱っているとの仰せである。自分ではよくわからないが、そうなのか。

実際にオーリングテストを見たのは今回2度目である。一度目は東京にある接骨院だった。その接骨院では人体のかたちが描いてある紙を渡され、手のひらをその上に40秒ほどかざすようにいわれる。そのあと、その人体図をつかって診断が行われるのである。

このケースでは、診断者がひとりでやる。一方の指で人体図の器官を指しながら、もう一方の手の親指の腹に人差し指の先を接触させ、親指を左右に滑らせて、指のひっかかりがあるかどうかで判断する。

このときは、腰が痛いと予約をしたときは猛烈に痛かった腰が、その日にはまったく痛くなかったのだ。オーリングによる診断は、腰は悪くありませんねえ、という判断だった。うおー、何も言わないのに当たってる。

そういう経験をしているだけに、大統領の判断もオロソかにはできない。

ありがとうございます。胆のう、大事にします、ってどうすりゃいいんだ。とりあえず油物控えるか。

そのあとスプーンを念力で曲げたりしながら、腰痛の話題になる。

実は腰痛に悩まされているのです、というと、

「腰痛なんて、あんなものはすぐ治ります」

と自信たっぷりの大統領。

「え” ー、そうなんですか」

我が意を得たりとばかりに、スタッフを呼んで、

「問答無用椅子をもってきて」

問答無用椅子??

やがて座椅子のようなものが運ばれてきた。

まずそのスタッフのひとが手本を見せてくれる。その座椅子のようなものに座り、右左後ろ前に上体を延ばしたり、曲げたりを何度か繰り返す。

どうぞといわれて、ワタクシもやってみる。こんなんで治るのかという疑問いっぱいである。終わると、

「どお、ラクになってない?」と大統領。

うん?お、なんか、なんか、違うぞ。
上体を前に曲げると、すかさず右の腰のあたりが、引きつるように痛むはずだが …

おおー、まったく痛みがなくなっている!

き、きききき奇跡が起きたのかー!

思わず心の中でどもるワタクシ。なんと、腰痛完治しちゃいました。

すごいぜ! 問答無用椅子!(ネーミングが絶妙)

そのあとも激しく話題は飛び、なぜこの建物にいると健康によいのかについての熱弁がつづく。電気製品からでる身体に悪い影響がある電磁波をカットする工夫とか、特殊な塗料を天井に塗ることで熱を反射し、足下まで暖かい工夫(NASA開発の特殊塗料らしい)。料理には特別な水を使用(エレン水というらしい)。なんとこうしたことにのべ2600万円もの巨費をかけたらしい。

「全部が全部ホンモノではなかったんでしょう?」

と水を向けると、

「1600万円くらいは、ニセモノに使ったことになるかなあ」

というお話である。

確かに、館内は決して新しい建物ではないけれど、清潔で明るく、暖かい感じがするなあ。

おどろくべき話題と実技の数々。質問や疑問は雲のように湧いてくるが、ダイブ予定終了時間も超過し、夜も更けたので、そこはぐっと抑え、お開きとなった。

ちなみに潜在能力開発講座の費用300円は曲げたスプーン代である。記念品としてもらえるのだ。

ありがとうございます、大統領 … えっと、閣下。

そんなこんなで翌日の朝、有機みかんを大統領のおかあさん(だと思うんだけど)に袋一杯いただいて、松山をあとにする。見送ってくださった高齢のおかあさんも問答無用椅子のおかげで腰はぴんと伸びていらしたのが印象的である。

お世話になりました。そして興味深いお話ありがとうございました。

こうして年の暮れ引っ越し旅行は幕を閉じたのであった。

| 未分類 | 12:24 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

すごく気になる・・・

おぉ!とても興味深いお話ですねぇ~。
オーリングテストに、問答無用椅子!(笑)
是非、体験したいものです。
ちなみに、スプーンは大統領が曲げたのですか?
デコポンさんとkiyomixさんも曲げたのですか?
いろいろ気になる事、盛りだくさんです。
デコポンさんの中に湧きあがった、質問・疑問も聞いてみたいです。
そのうち、「デコポン博士の潜在能力開発解明セミナー」を開いてください。popokiさんと参加します。(巻添え)

| ミルク | 2010/01/25 11:00 | URL |

> ミルクさん

オーリングテストではヒトの身体が、
一種のセンサーになっているのだと思います。
水脈や水道管を地上から探すときにも、90度に曲げた
金属棒をつかいますし、ものを探すダウジングも
本来身体が知覚してはいるものの汲み上げることができない
感覚情報を振り子に似たダウジングという一種の増幅器をつかって
目に見える形にしますよね。
オーリングテストも似ていますね。
高価な装置が必要なMRIやPETなんかよりも実用的ですね。

ではなぜそんなことができるのか、興味や疑問は尽きませんが、
きっと明快な答えはまだないのだとおもいます。

スプーン曲げは、熊本の住まいの1階に住んでいた飲み友達も
できるのであまり衝撃はありませんでしたが、
問答無用椅子は、たしかに効果がありました。
世の中って不思議がいっぱいでたのしいですね。

| デコポン | 2010/01/26 22:34 | URL | ≫ EDIT















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