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#362 大根の梅肉あえ

大根梅肉和え

モノゴトを理解する場合、なにをよりどころとして考えるかということがとても大切である。学問体系というのは、いろんなものが相互に積み重なっているので、根本の前提をひっくり返すには時間がかかる。

たとえば、エジプトのギザにあるピラミッド。とくにもっとも巨大なピラミッドは興味が尽きない。

大ピラミッドは、古王国時代第4王朝のファラオ(王)クフによって建造されたとされている。高さが147メートル、1辺の長さが230メートル、四角錐で、傾斜角度が52度。使われている石の数はおよそ300万個と言われている。1日100個ずつ積んでも80年はかかってしまう。それだけではなく、その基礎となる礎石も精密に敷き詰められていて、その総ての工事に必要な労働力と高度な技術は、とても一代のファラオの時代でできる芸当とは思えない。ピラミッドの周辺の出土品とは分けて考える必要があるのかもしれない。

ところが、現在広く受け入れられている考古学に従うと、10万人の人間がそれをわずか20年でやってのけたことになっている。クフ王の墓であるという根拠はピラミッド内でみつかった落書きのような文字(クフと読めるらしい)とクフの像が近くから出土したこと、ギリシャのヘロドトスの記述に依っている。

さて公開中の「ピラミッドの嘘」というドキュメンタリー映画を渋谷TOEIで先週の火曜に観てきた。トンデモ説に乗っかったいい加減な作りかと誤解していたが、きちんと検証を積み重ねる姿勢に好感が持てた。いかに大ピラミッッドが精緻にできているか、当時の技術水準では建設は不可能ではないかという建築家や技術者の証言と「あれはクフ王の墳墓である」いう従来までの説にしがみついている考古学者のコメントの対比が面白かった。

どうせ知っていることが多いだろうと高を括って出かけたのだが(大のピラミッド好き)、改めて大ピラミッドの幾何学的な構造に隠されている数学的な意味の多さに圧倒される。ピラミッドを作った人々が、円周率や黄金比を知っており(これは以前からある主張)、映画で主張しているように「光の速度」も知っていたとすると、ピラミッドの作り手は、エジプト人ではなく、別の高度な文明を築いた別の人々を想定しなくてはならなくなる。おそらくそれは1万年より前のことになるだろう。

ボーヴァルが主張しているオリオンを中心とした天空の星を地上に写し取るのが、3大ピラミッドを含む壮大な建築物の目的だったという説やロバート・ショックが主張するようにスフィンクスは雨によって浸食されており、古代気象学からその建設が紀元前9千年より前だったのではないかという説などには、まったく触れられていなかった。その独自路線も好感がもてた。

大ピラミッドがクフ王の墳墓として作られたという定説が完全に覆るのにはそう時間がかからないかもしれないな。

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