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#365 赤飯

赤飯


世の中はどうしてこうもうまく回らないのだろう。一見平和そうに見えていても、局所的にみれば世界は常に紛争、貧困、搾取などありとあらゆる不幸に溢れている。先進国だって負けず劣らず、社会不安や金融不安など閉塞感に悩まされている。人類社会は、優れた富の再配分というシステムをいまだに生み出せないでいる。

地球が人類にとって無尽蔵に豊かであった時代は終わり、人類は限られた資源やエネルギーをどう配分し、生活環境をどう保全していくかという課題に直面している。ところがすでに富を確保しているごく一握りの人々はそれを手放そうとはしないし、社会も富の再配分につながる優れた社会システムを誰も提示できないできた。

陰謀説が指摘しているのは、米国やヨーロッパの金融資本家である。ロスチャイルドやロックフェラーなどの資本家が、米国やヨーロッパの中央銀行をはじめとする金融システムをコントロールすることで世界の富を「意図的に」収奪し続けてきたというのである。ごく最近そのシステムが行き詰まり、隠されていた意図が明らかにされ始めているというものだ。

ここ何年かでこうした主張をするひとたちがものすごく増えている。たとえば、田中宇(さかい)は元共同通信社の記者でネットで国際政治経済ニュースの分析をしているが、ニューヨークの資本家(彼はこういう言い方をする)や軍産複合体の意図的な動きについて陰謀説と呼ばれるのは不本意だとは認めつつもその動きを指摘してきた。米国政府は表向き民主的な体裁をとっているが、じつは表向きの勢力とは違った別の組織が存在する2重の権力構造になっているのではないかという指摘である。

似たような指摘や主張をしているひとは精神世界と呼ばれる怪しい分野ではもはや定番といっていいほどである。陰謀説がいうように我々は騙され、収奪されていたのか、それとも現代社会の閉塞感をだれかのせいにするために誰かが考えついた言い訳にすぎないのだろうか。

「Thrive(繁栄)」というノンフィクション DVDを観た。「繁栄」というタイトルは本来われわれが手にするはずの富を奪われているという意味だ。金融をコントロールする一部の資本家が金融システムを利用して富をかすめ取り、世界を支配してきた、それに気づくことによって、我々は本当の意味で自由になり新しい秩序を打ち立てることができる。富めるものが力をもっている。富めるものと貧しいものがいる世界、それは紙幣という不思議なシステムによって意図的に作り出されているというのだ。

このDVDを制作したのは、P&Gの経営者の一族の御曹司であるFoster Gambleである。貧乏人が金持ちの陰謀をあげつらってもあまり説得力がないけれど、セレブが主張しだしたところをみると、すべてが真実ではないにせよ、ある真実が暴かれ始めようとしているのかもしれない。




**「Thrive」の視聴はこちらからできる(映画館では上映されないという)。以下から5USドルにて視聴できるとのこと。日本語の表示が出てきたら、それを選ぶ。DVDで見たい人はいってください。一本購入しました。
-> http://www.thrivemovement.com/the_movie

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まとめtyaiました【#365 赤飯】

世の中はどうしてこうもうまく回らないのだろう。一見平和そうに見えていても、局所的にみれば世界は常に紛争、貧困、搾取などありとあらゆる不幸に溢れている。先進国だって負けず劣らず、社会不安や金融不安など閉塞感に悩まされている。人類社会は、優れた富の再配分と...

| まとめwoネタ速neo | 2012/05/03 13:59 |

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