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#130 ちりめんをトッピングした生姜醤油もやし

ちりめんチップ生姜もやし

モヤシとは長い付き合いだ。卵、納豆、豆腐といった物価と栄養の優等生のなかまのひとりだ。モヤシさえおいしくたべられれば、こわいものなし、なんである。

社会人になって、それなりに所得も得、定食屋で、もっとも安い定食しかたのまなかった時代もすぎ、舌がおごってくると、モヤシで受けた恩をわすれてしまう。かえってモヤシは、貧乏学生時代を思い出すから、食べたくない的な忌避行動に走る輩もいるかもしれない。

幼稚園、小学校からの付き合いがある古い友人、それがモヤシだ。小さい頃の自分の恥ずかしい思い出、懐かしい思いでも共有している。だからなつかしくて、ちょっと鬱陶しい。鬱屈していたカッコワルイ自分、イケていなかった自分の十代をよく知っている。つよい郷愁もあるけれどちょっと避けたいような。

いや、それはちがうぞ、ヘルプスくん(あんただれよ、スパイ大作戦かよ)。それはモヤシのなんたるかを知らないからだ。正面からモヤシと対峙することが大事なんだ。昔のように正々堂々、ぶつかれば、きっとわかってくれる(なにをだよ)。

というわけでモヤシを一袋蒸して、生姜醤油で食べる。そんなら昔の食べ方とどこがちがうんだ。まあまあ、ヘルプス君、落ち着いて。

大匙2杯の、ちりめんをフライパンにちょっと多めのサラダ油をひいて、ちりめんチップをつくる。よく油をペーパータオルで切って、モヤシにかける。蒸したモヤシは、おろし生姜にお醤油をかけたタレに合わせておく。海苔の千切りをのせてできあがりだ。刻み海苔も盛大にかけよう。ゴマも振っておくといいな。ピリッとさせたいときには豆板醤もちょっとだけ添えよう。

若いときにはこんな装いはけしてしなかった。いつも垢じみたジーンズにTシャツ。表情も硬かった。なにが不満だったのか。こころはけして晴れることはなかった。

でもいまはちがうぞ、ヘルプス君。人生そう悪いこともない。喜びがあれば、悲しみもある。笑顔があれば、怒りもある。希望もあれば、絶望もある。自分に都合のいいものだけ選び取ろうとしていた自分とは決別したんだ。すべてよし。ボクは、ものごとの両面を受け入れることにした。闇があって光がある。ただただ、起きてくる一切を受容すること。それが喜びだ。

きっとモヤシもそれを知っていたんだな。ありがとうモヤシくん。ありがとう、ヘルプスくん(だからダレなんだよ、あんた)

| 野菜の蒸し料理♪ | 08:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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